住宅の外壁は何で選ぶ?外壁の種類を理想のスタイルから解説

外壁

外壁は住宅の外観の大部分を占める箇所なので、人に与える印象を大きく左右します。理想の家にするには、外壁材の選択は欠かせません。イメージや目的に合った外壁を選ぶ必要があります。今回は、目的別に選べる外壁材の種類や外壁の色について説明します。

 【ニーズごとに解説】外壁材の種類

外壁材には様々な種類があります。目的に応じて6つの外壁材を紹介します。

豊富なデザインの中から選びたい――窯業系サイディング

窯業系サイディングは、多くの新築木造住宅で使われている外壁材です。様々な形に変えやすい性質で、タイル調や木目調、石材調など豊富なデザインがあります。他の外壁材と比べて価格が安く、工期が短いのが大きな特徴です。

スタイリッシュに仕上げたい――金属サイディング(ガルバリウム)

金属サイディングは、ガルバリウム鋼板やアルミニウム、鉄などの金属製の板材を使用した外壁材です。シンプルなデザインで、スタイリッシュな外観に仕上がります。錆びにくい外壁で、メンテナンスの頻度も比較的低いです。軽量なため施工しやすいという特徴もあり、リフォームにもおすすめの壁材です。

機能性を高めたい――ALC

ALCは「軽量気泡コンクリート」とも言われる泡外壁です。無数の気泡を含んでおり、断熱性に優れています。そのため夏は涼しく冬は暖かいので、家の中でも快適に過ごせます。他にも耐震性耐火性遮音性に優れており、機能性が高い壁材です。

スタイルある外観にしたい――タイル

タイルは粘土を主成分とした壁材で、耐久性が高いことが特徴です。種類も豊富で、風合いのある外観になります。傷がついたり摩耗や変色したりしづらいので、他の壁材と比べてメンテナンスの期間が長いというメリットがあります。

個性の光る仕上げにしたい――塗り壁

一般的に外壁は画一的なデザインになりやすいですが、塗り壁は職人の手によって塗られるため普遍的で個性のあるデザインになります。他にはない個性的な外壁にしたい人におすすめです。昔ながらの漆喰壁や土塗り壁、近頃では洋風のデザインもあります。

経年変化を楽しめる家にしたい――羽目板

羽目板は木の板を並べた外観で、自然木の質感を楽しむことができます。経年によって風合いが変わるのが特徴です。メンテナンスをすることで100年ほど持ちます。木材でできていて火災の恐れがあるため、施工する際は対策が必要です。

 

色から選ぶ外壁1

ここからは、外壁の色を2パターン紹介します。まずは「明るめの色」の外壁について説明します。

明るめの色

白やベージュなどの色は、外壁に使われることが多いです。明るい色の外壁は世代を問わずに好感度が高いです。どんな建材も違和感なく、無難に合わせることができます。

夜の視認性が高い

明るい色は暗い状況でも視認性が高いので、夜でも家を認識しやすいです。人目に触れやすい家は不審者が近寄りがたく、暗い色の外壁の家よりも比較的安全性が高いと言えます。

清潔感を演出できる

明るい色は清潔感を感じやすい色なので、マンションのような集合住宅に使われることも多いです。ただし明るい色は汚れやすいため、メンテナンスは定期的に行いましょう。

 

色から選ぶ外壁2

次に「暗めの色」の外壁について説明します。

暗めの色

ネイビーやブラックなど暗めの色を外壁に採用する人もいます。暗めの色を使った外壁は、シックで重厚感がある雰囲気になります。

落ち着いた印象になる

暗めの色は落ち着いた色味なので、見た目がスマートな印象になります。「外壁が暗めの色だと、周囲の家から浮いてしまうのでは?」と心配される人もいますが、グレー系の外壁にすれば周りの景観と馴染みやすいです。クールな家の印象にしたい人には、暗めの色がおすすめです。

モダンな雰囲気を演出できる

ブラックのような暗い色の外壁ほど、モダンで重厚感や高級感のある外観になります。一般的に明るい色の外壁が多いため、暗い色だと人の記憶に残りやすいです。

 

専門家と相談して理想の住まいを実現しよう

人目に触れやすい外壁は、人に与える家の印象を大きく左右します。重要な箇所だからこそ、自分のイメージ通りに仕上げてもらいたいものですよね。イメージ通りの家にするためには、専門家に相談して理想の住まいを作ってもらいましょう。

弊社には、豊富な専門知識と実績を持ったスタッフが揃っています。お問い合わせをいただければスタッフがお伺いし、ご相談内容を元に見積りを出します。住宅のことでお悩みがある際は、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

 

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